今日は、イギリス、本場cotswolds の家のお話を少ししましょう。
ここは、バイブリーという村。
この村はなんと12世紀に出来たんだそうです。
その歴史にただただ感動!そしていまだに現役。
これで2度感動ですね。
このような家を「コテージ」というのですが、その意味と愛されている秘密を少し・・・・
イギリス人の「美」の規準は、案外単純なものらしい。ある文学者の言葉を借りれば「時を経たものだけが美しい」というのだ。つまり、古ければ古いほど、美しいというわけだ。これなら階級制度にひっかかることもなく、わかりやすい。
現存するコテージの歴史をさかのぼると、旧いものは13世紀くらいまでさかのぼることができるという。
この古い住宅は、当時はまだイギリス全土で豊富だった木材を使ったもので、軸組構造の間を藁や鳥の毛を混ぜた土壁で埋めていく工法で、黒ずんだ木部と白い土壁部分が縞模様になった特色ある外観をしている。イギリスの古い町や村でよく見かけることができるが、長い年月の間に、壁が斜めに倒れ、床が傾き、屋根が落ち込み … ところが、イギリス人にとって、これが魅力で、たまらないらしい。歴史的建造物とかで解体修理され、柱の傾きが修正された建物を見学すると、いかにも作り物臭い。そこに住んだ人々の魂が抜けてしまったような気がするから、不思議だ。
その後、17世紀ころから、上流階級の「カントリーハウス」を真似て石造りや煉瓦造が普及していく。実際にはあれほど豊富だった木材資源が枯渇しだしたことが影響していたのだろう。
18世紀、19世紀までがコテージ建造の最盛期、現在からさかのぼると、150年、200年前の建物ということになる。30年そこそこで建て替える日本人の感覚が怪しまれる。
イギリス人たちは手頃なコテージを見つけると、権利を取得し、週末を利用して改装を始める。外観は、できるだけ古い形を大切にする。そして室内は、太陽の光が降り注ぐ窓辺、家族が団らんする炉端、来訪者と話を弾ませる玄関脇 … 祖先が大切にした小さなスペース、スモールスペースの記憶を蘇らせていく。
現存するコテージの歴史をさかのぼると、旧いものは13世紀くらいまでさかのぼることができるという。
この古い住宅は、当時はまだイギリス全土で豊富だった木材を使ったもので、軸組構造の間を藁や鳥の毛を混ぜた土壁で埋めていく工法で、黒ずんだ木部と白い土壁部分が縞模様になった特色ある外観をしている。イギリスの古い町や村でよく見かけることができるが、長い年月の間に、壁が斜めに倒れ、床が傾き、屋根が落ち込み … ところが、イギリス人にとって、これが魅力で、たまらないらしい。歴史的建造物とかで解体修理され、柱の傾きが修正された建物を見学すると、いかにも作り物臭い。そこに住んだ人々の魂が抜けてしまったような気がするから、不思議だ。
その後、17世紀ころから、上流階級の「カントリーハウス」を真似て石造りや煉瓦造が普及していく。実際にはあれほど豊富だった木材資源が枯渇しだしたことが影響していたのだろう。
18世紀、19世紀までがコテージ建造の最盛期、現在からさかのぼると、150年、200年前の建物ということになる。30年そこそこで建て替える日本人の感覚が怪しまれる。
イギリス人たちは手頃なコテージを見つけると、権利を取得し、週末を利用して改装を始める。外観は、できるだけ古い形を大切にする。そして室内は、太陽の光が降り注ぐ窓辺、家族が団らんする炉端、来訪者と話を弾ませる玄関脇 … 祖先が大切にした小さなスペース、スモールスペースの記憶を蘇らせていく。
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